
千曲屋の工場には一日数トンの原料、鱈子(スケトウダラの卵巣)=原卵がトラックにて届けられます。



冷凍状態で届いた原料をマイナスイオンでやさしく解凍するので原卵の美味しさを逃しません。
工場に冷凍で届いた原卵はMi・Fi(マイナスイオン・遠赤外線)解凍庫で解凍します。
マイナスイオンと赤外線により高品質に解凍することで、原卵の細胞を破壊せず、ドリップ(※1)を出さずに美味しさを損なうことなく解凍が出来ます。
コンピュータを導入することで冷凍品から解凍し、鮮度保持を行うまでの工程を自動制御しています。
(※1 ドリップ:解凍時に細胞の中の旨味成分が水分と共に流れ出してしまう)
機械によって一晩かけて解凍された原料は、ほぐされながら洗浄されます。

洗浄された原卵は各製品にあった熟度・大きさ別に分類されます。
より正確に、より大量に分別を実施するため専用の機械を使用し自動的に分類されます。


分別された原卵は、天日塩と各種調味料と共に一昼夜加工され【塩たらこ】となります。


【塩たらこ】を千曲屋独自の調味液に72時間漬けられ、いよいよ【辛子明太子】になります。
(なんと博多にぞっこんの場合は、より厳選された調味液に一週間つけられます!!)
【液きり】と呼ばれる調味液から取り出す作業の後、明太子はさらに一晩寝かされます。






熟成した明太子は千曲屋の専門スタッフの手によって、厳選され製品に加工されます。

調味加工した後にHACCP対応のトンネルフリーザー(WINGBIRD)で-50℃の低風速・大風量の冷気で明太子の急速凍結を行い、細胞を破壊せず高品質に凍結させます。その結果、ドリップ(解凍したときにでる旨味を含んだ水分)が出ず鮮度の豊かな明太子が生まれます。



重量、金属探知機にかけられた明太子はそれぞれの商品に包装されます。
製品となり店舗に配送されるのです。